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140字でつぶやけない日記

140字でつぶやけない日記

水疱瘡

2007年4月。ぺー助10ヶ月。水疱瘡に感染してしまいました・・・1歳になったら予防接種を打つつもりだったのですが、間に合わなかったです。
ただ、あらかじめ心積もりができていたため、かなりの軽症ですんだのが不幸中の幸いでしょうか・・・


●原因
水痘ウイルスの感染によって引き起こされる。
潜伏期間は10日~2週間。非常に感染力が強く、9歳までに多くの子供が感染します。感染経路は保育園・幼稚園や小学校などの集団生活が圧倒的。
飛まつ感染や、接触感染(水泡の液)によって感染します。

●症状
赤く虫に指されたような発疹が胴体を中心に出ます。虫さされと間違えやすいですが、見分けるポイントは、虫さされが服から出ている手足が中心なのに対し、水疱瘡による発疹は体の中心部分(背中、腹など)から広がっていくこと。数時間から1日で全身に広がります。
赤い発疹は、1~2日たつと水ぶくれへと変わっていきます。この時期、非常に強いかゆみが出ます。
3,4日たつと、、水ぶくれがかさぶたになり、かゆみも収まってきます。かさぶたの後がしばらく跡になって残ることもあります。

●帯状疱疹
水疱瘡に感染後、水泡ウイルスが神経系にひそみ、数十年後、何らかの理由で免疫が弱まった際に再び活性化したもの。神経系にそって帯状に疱疹が出ます。帯状疱疹も水泡ウイルスが原因ですので、免疫がない人が触れると水疱瘡に感染します。

●リスク
予後はよく、健康な子供にとってはそれほど恐ろしい病気ではありません。
但し、アトピー性皮膚炎のある子供の場合は皮膚症状が強く出る可能性がありますし、免疫の低下している子供等は重症化するリスクが高いので予防接種が強く勧められます。
また、一般的に成人のほうが症状が重く出る傾向にあること、妊娠初期や出産直前に感染すると胎児に影響が残る可能性があるため、成人の感染は注意が必要です。

●治療
ウイルス性疾病ですが、抗ウイルス剤を初期に服用することで症状を軽く抑えることができます。
他に、皮膚のかゆみや発熱を抑える対処療法を行います。
但し、解熱剤としてのアスピリンの服用はライ脳症を引き起こす可能性があることがわかっていますので、必ず医師の処方されたとおりに服薬することが重要です。


●ぺー助の場合
<序章>
ある日の保育園にて・・・同じクラスのお友達が水疱瘡を発症したことを知らされる。「ぺー助くんも感染した可能性がありますので、気をつけてくださいね」

<10日後:1日目>
いつものとおりに元気に保育園にいった日の夕方、保育園からお迎えコールあり。熱が37度5分ほどあり、水泡がぼつぼつ出てきているとのこと。
お迎えにいったその足で小児科を受診する。服を脱がすと、背中に水疱瘡らしき水泡が、2、3こ発見される。
抗ウイルス剤5日分と、かゆみ止め(必要に応じて随時使用)を処方される。
夜には平熱になる。本人は皮膚のかゆみも含めて特に症状を感じていないらしく、普段と変わった様子はない。

<2日目>
朝、平熱。水泡はすっかり消えている。元気いっぱいで食欲旺盛だが、念のために保育園は休ませる。一日家で暴れている。

<3日目>
相変わらず平熱で水泡もない。どう見ても普通に元気なので保育園を再開。念のため、抗ウイルス剤の服用は続ける。
結局、皮膚薬はまったく使わなかった。


乳幼児のころは、不顕在感染も多いくらい軽症ですむことが多いようで、このときのぺー助も、「本当に水疱瘡?ただの虫刺されじゃないの??」とまわりが疑ってしまったくらい、症状が出ていませんでした。
が、後日小児科に確認したところ、虫指されではなく、たしかに水疱瘡様の水泡であったとのこと。この発言を信じて、ぺー助には水疱瘡の予防接種は打たないことにしました。
症状らしい症状もなかったし、水疱瘡のワクチンは非常に高価(うちの近所では最安値で8000円くらいする(!))なので、その点だけはよかったですw


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